ひるおび 15周年感謝WEEK冬
マンホールから吹き出す水柱、東京都内では20年ぶりとなる地下鉄の浸水も。今年8月、東京・港区付近では記録的短時間大雨情報が発表され、帰宅ラッシュ時は大混乱となった。豪雨から約1週間後には過去最強クラスとされる台風10号が上陸。遠く離れた都心でも大規模な道路の冠水が発生し、予想を超える大雨への対策が課題となっている。今回、江藤アナが小池百合子都知事にインタビューし、水害に強いまちづくりを進める備えと思いを聞いた。今年は観測史上最も暑い夏となった。福岡・太宰府では40日連続の猛暑日、栃木県佐野市でも41℃を観測し、県内の観測史上最高を記録した。これだけ暑いと上空との温度差が大きくなるので、大気の状態が不安定となり、局地的に積乱雲が発達しやすくなり、記録的大雨や雷が発生しやすくなる。東京も過去10年で最多の25日という雷日数だった。気象予報士・森朗氏は「ゲリラ雷雨をもたらす積乱雲は急速に発達するため、レーダーで見つけた時には既に激しい雨に…避難や対応が間に合わないことも」と指摘。実際、麻布十番では1時間に約100ミリの雨を観測し、記録的短時間大雨情報が発表されたり、東京メトロは20年ぶり、都営地下鉄は35年ぶりに浸水した。東京は水害に強いまちづくりを掲げている。都市型水害への備えや、今後の計画について、水害対策への小池知事自身の思いについて聞いた。