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横浜のスーパーでは1年でたまごの価格は1.5倍に。一昨年のエッグショックに迫る価格となっている。すかいらーくホールディングスは先週からたまごを使った43品を値上げした。アメリカ・ロサンゼルスのスーパーでは12個入りが約630円。世界的な高騰の原因の1つが鳥インフルエンザ。発生した養鶏場では全てのニワトリを殺処分しなければならない。その後同規模に戻すのは約2年かかるという。日本養鶏協会の信岡さんは「これから供給は不安定で世界中で取り合いになる」などと話した。東京のたまごの卸売価格を見ると、鳥インフルエンザが発生する8月ごろから高くなり6月以降一旦落ち着いていく。この時期にできる解決策は備蓄すること。
備蓄できるたまご、液卵が今注目されている。冷凍可能で消費期限は2年。ここ2か月で注文数が3倍に伸びているという。粉末状にした乾燥卵は消費期限は約1年。水分を含んでいないため、水の量が調節しやすいというメリットもある。ジムでは乾燥卵でできたプロテインを飲む人も。更にたまご未使用の代替たまごも注目されている。原料はこんにゃくなど。「Ever Egg」は白インゲンなどが原料となっている。それぞれたまご10個入りと比べると割高だが、今後使い分ける時代がくるかもしれない。