パリパラリンピック2024 (パリパラリンピック2024)
様々な種類や形の自転車が魅力のパラサイクリング。障害に応じてカスタムされた愛車でタイムや着順を競い合う。3大会連続でパラリンピックに出場した川本翔大選手。右足1本で生み出すスピードは時速50mを超える。生後間もなく悪性腫瘍のため左足を切断。それでも松葉杖を使い障害のない生徒と学校に通い一緒に学び続けた。母が大切にしてきたことは、足を赤ちゃんのときから出して足がないことを恥ずかしいと思ってもらいたくないと、自分がやりたいことは何でも見守りながらやらせてきたという。川本選手は様々なスポーツに挑戦。自転車競技と出会ったのは19歳のとき。その後急成長を遂げ翌年のリオ大会、東京大会に連続出場。そしてパリ大会では男子個人パシュートで4位だったが、美しいペダリングは世界の人々を魅了した。