めざましテレビ NEWS
秋の味覚の代表格サンマ。今季のサンマ漁は北海道根室市で去年の約140倍となる約67tを初水揚げ。しかし水産庁によると、年内のサンマ漁獲量は去年と同じ低水準となる見通しで、今月中旬から来月にかけてはサンマの来遊量が少なくなるとのデータも。東京・目黒区の鮮魚店によると、流通量はすでに去年並みだが仕入れ価格が安定せず、去年は1匹300円だったがきのうは1匹350円で販売。水産研究教育機構 主幹研究員によると、先月時点では量も多くサイズも大きかったが、最初の群れは既にロシア領に移動し、そのあとの群れは体長が小さく量も少ないという。来月13日開催予定“目黒のさんま祭”でも振る舞われるサンマの量が限られる状況になりそうで、今年も去年と同様1500匹に留まる予定。来月ごろ、一時的に大きなサンマが取れる可能性はあるが、その後は“不漁の状態”が続く恐れがあるという。