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トランプ大統領は、きのう夕方、羽田空港に到着し、皇居で天皇陛下と会見した後、宿泊先のホテルに入った。夕食は、ホテルのルームサービスを利用したという。きょうの日米首脳会談では、日米関税合意の内容を確実にしたい考え。日本が約束した約80兆円の対米投資について、高市首相に具体的な説明を求めるとみられる。首脳会談の会場となる迎賓館の前には、アメリカ製のピックアップトラックを並べ、トランプ氏の到着を待っている。トランプ氏は、ヨーロッパの同盟国と同様に、日本に対しても防衛費の増額を求めてくる可能性もある。あさってには、中国・習近平国家主席との会談も控えている。トランプ氏は、中国に対抗するうえで、日米同盟をアピールするとともに、日本にどんな役割を果たしてもらうかすり合わせる狙いもある。山崎は、トランプ氏は、会談の冒頭を報道陣に公開して、アピール材料として使っている、今回の会談でも、冒頭、アドリブで発言するトランプ氏に対し、高市氏がどう乗り切るかがポイント、トランプ氏が会談を終えた後の発言にも注目しているなどと話した。
トランプ氏は、まもなく滞在先のホテルを出て、港区元赤坂の迎賓館に向かう。アンミカは、トランプ氏が宿泊するホテルで仕事があり、訪れたところ、警察犬によって車をチェックされたなどと話した。武田は、トランプ氏が会見などに遅れることはあまり聞かないが、土曜日に行われた高市首相との電話会談は30分遅れて始まった、トランプ氏が移動中の大統領専用機内から電話をかけることになっていたが、その設定に時間がかかったためだというなどと話した。石田は、会談の注目は、関税と防衛費、中国との首脳会談も控えるなか、日本は、アメリカと一緒にアジアの安全保障を担うのか、それとも、防衛費は上げづらいという従来の態度に終始するのか、金額だけではない防衛費の幅広い議論に注目する必要があるなどと話した。
