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広島出身の画家・丸木位里と妻・俊が描いた原爆の図 第2部 火。1945年8月、東京に住んでいた丸木夫妻は原爆投下直後の広島に入り救援活動を手伝った。1950年から被爆地の様子などを描いた15の連作「原爆の図」を発表した。火は2作目で、この2年間愛知県立芸術大学の研究所で修復作業が行われていた。原爆の図の初期作品は、アメリカ軍占領下とその終了直後にかけて国内約170カ所をまわり、その後世界20か国以上でも展示されてきた。埼玉県東松山市の丸木美術館は、原爆の図を見てもらうために1967年に開館した。今月13日、修復された火が約2年ぶりに戻ってきた。