国際報道 (ニュース)
アウシュビッツ強制収容所の解放から80年を迎えたが、一方で排他的な主張が強まる時代となっている。記者の田中氏はセペシさんの「正義や差別を目にしたら沈黙しないでほしい」という訴えが印象に残っていると振り返った。当時の人々はナチスの台頭を止めることができなかったと指摘し、極右・右派正統は公然とナチスのような思想や差別は掲げていないものの難民による犯罪を理由に適しする動きが広がれば危ういと見ている。一方でイスラエルの軍事作戦による犠牲者が増えている現状について聞いてみると、明確な答えは帰ってこなかったという。また、ポーランド政府は国際刑事裁判所が逮捕状を出しているネタニヤフ首相が参加した場合に逮捕しない方針を示していて、ネタニヤフ首相は参加しなかったものの西側の矛盾も見られる。