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アスリーチは直接指導を運動の楽しさを知ってもらうことを目的に全国の学校にアスリートを派遣するプロジェクト。昨年度は日本全国600を超える学校にアスリートが訪問。パラアスリートと子どもたちの交流も行いアスリートの体験や経験談を子どもたちに伝えているという。7月には東京の杉並区立桃井第四小学校でアスリーチの授業が行われた。授業を行うのは元プロ野球選手の五十嵐亮太さん。遠投を披露し子どもたちもキャッチボールやバッティングに挑戦した。アスリーチでは子どもたちにパラスポーツへの理解や障害の有無に関わらず一緒にスポーツを楽しむ共生社会の実現を目指したバラアスリートの授業も行われる。パラアスリートの参加に担当の新谷保志はパラアスリートと一緒に学ぶために競技用車椅子をレンタルし一緒に試合を体験し実際に盛り上がったという。車いすバスケットボールの池崎大輔選手はその魅力を子どもたちに伝え自身の体験談を語った。また競技用の車椅子の違いを説明し、ディフェンスの車椅子にはバンパーがあるなどと説明した。試合式の授業が行われ、子どもたちは試合を楽しんだ。また東京パラリンピックのメダルも子どもたちに見せるなど、貴重な体験となった。昨年は619校。今年度は1000校以上を予定しているという。
また鹿児島県の黒島では元フェンシング選手の木村毬乃さんが特別授業を行い、島の子どもたちにとって貴重な機会となった。さらに硫黄島で特別授業が行われた。この島に教えにやってきたのは元体操選手の大島杏子さん。島の子どもたちは港で大島さんを演奏とダンスで迎えた。授業では子どもたちがマット運動や開脚前転を行う。難易度の高いワザを子どもたちに教えた。