イランとアメリカ

2024年2月11日放送 9:33 - 9:38 TBS
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激しく炎上する車に乗っていたのは親イラン武装組織の幹部で米軍の攻撃により殺害された。先月28日にヨルダンの米軍基地で米軍兵士3人が殺害されたことへの報復措置である。2日から連続で親イラン武装組織の拠点100か所以上を空爆した。イランが支援するヒズボラやフーシ派などの組織がイスラエルのガザ攻撃に反発し米軍基地などの攻撃にアメリカが応じる報復合戦が続いている。イラン側も強硬姿勢を見せる。テヘランでは市民も激しい反米の声をあげている。5日の国連安保理でもイラン側は違法かつ不当だとしている。
1970年代までイランはイスラエルと並ぶ親米国家であった。当時イランを訪問したカーター大統領はカーレビ国王と会談し世界でも困難がおおい中東における安定の島とイランをたたえた。1979年にイスラム教シーア派指導者ホメイニ師が手動留守イラン革命が勃発しパーレビ国王は国外追放された。ホメイニ師はイスラム国家樹立よパレスチナ解放を訴え半イスラエル反米の姿勢をみせた。専門家はイランに似たような体制が出来上がることを目的として各地の民兵集団にイランが支援を行ったとした。反米の波はテヘランにあるアメリカ大使館が襲撃されるまでに発展し国交が断絶した。その後のブッシュ政権ではイランをテロ支援国家に指定し、核開発疑惑が浮上すると圧力を強化した。


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