エステーが「町の香り」作り!? 地方での“ウェルネス”戦略とは?

2025年8月4日放送 5:31 - 5:43 テレビ東京
ニッポン!こんな未来があるなんて (ニッポン!こんな未来があるなんて)

長野県山ノ内町で新規事業に取り組んでいるエステーを取材。山ノ内町はスギが有名であり、エステーはスギをベースに山ノ内町の香りを作ったという。このエステーの「シティフレグランス」作りの取り組みは、地域の特産品や資源を活用しシティフレグランスを製作、香りを使った地域の活性化やブランドを目指している。町のブランド化を目指す理由として、平澤町長は「山ノ内町は名前が知られていない。スキー人口が減っていく中で人も減っている。住民一丸となって町を盛り上げていかないといけない。再生のスタートのタイミングだと思っている」と語る。なぜ香りを選んだのかについては「香りは記憶と結びつく。山ノ内町を旅した方たちが香りを東京へ持ち帰り、また山ノ内町に来たいと思ってもらえる循環を作っていきたい」とのこと。放置され森林の生態系を乱す一因にもなっていたスギの枝葉を町の香り作りに活用し、新たな森の循環を生み出そうともしている。エステーと自治体、森林組合と材木店の4者が連携して3種類の山ノ内町の香りを作り、さらに最終的にアンケートによって町民が香りを選んだそう。このフレグランスはアンテナショップでの販売や、ふるさと納税の返礼品としての展開を予定している。香りを地域をブランディングする取り組みについて社長を直撃。エステーは10年後にあるべき姿、新たなスローガン「日用品カンパニーからウェルネスカンパニーへ」を制定したという。地方と香りのビジネスは一緒に何かを作り上げる地方共創を目指し、香りとウェルネスと地方の組み合わせで世界もいけるかもしれず、盛り上がりが期待できると語った。


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