国際報道 SPOT LIGHT INTERNATIONAL
カナダ総選挙について森健一が解説。今回の選挙戦は経済が大きな争点となったが、トランプ関税がさらに重くのしかかる状況となっている。多くの国民にはカーニー首相の国一番の経済通とも言える経歴が輝いて映っているとみられる。保守党のポワリエーブル氏が掲げる変革チェンジのスローガンもトランプ大統領という外からの変化の前では霞んでいる。ポワリエーブルはポピリス的言動からミニトランプとも呼ばれてきた。長期的に見るとカナダにとってアメリカは最大のパートナーであることは変わらないが、怒りは根深いと思われる。