情報ライブ ミヤネ屋 (ニュース)
江藤農林水産大臣が高止まりを続ける米について、今後、小規模な業者に対しても聞き取り調査をしていく方針を明らかにした。去年の「令和の米騒動」勃発からおよそ半年たった今も、米の価格高騰が止まらない。そんな中、石破総理大臣の米の値段に関する発言が物議を醸している。立憲民主党・近藤和也議員の「お米の今の値段、高すぎると思いませんか?」との問いに対し石破総理は「倍とは言わないが、5割は上がったという実感は持っている」とした。農林水産省は今月18日、全国のスーパーで販売されている米の最新価格を発表した。今月3日から始まる週の価格は5キロで3829円。去年の同じ時期の値段を見ると、5キロ2018円。1年で価格が9割もアップしている。ほぼ2倍だ。都内で人気の豚カツ店の周辺は学生たちが多い地域。採算ぎりぎりで大盛りのごはんを提供しているがスーパーで買ったところ倍だったという。大阪・都島区のスーパー「コム・アミジマ」でも、客からは値上がりに苦しむ青息吐息が聞こえる。店ではこれまで5キロパックと2キロパックで売っていた精米に、内容量を微妙に減らした4キロと1.8キロが登場。中身を少なくしてでも手に取りやすい価格に抑える苦肉の策。きょう、江藤農水大臣は閣議後の会見で「農林水産省としても小規模な所にもしっかり今後、聞き取りをする」と徹底調査を明言した。総理の”実感”についてネットでは「コメの価格や野菜高騰について我関せずです、石破さんもそんな感じなんですかね、奥さん大変だと思いますがしっかり現実を教えてやってください」との声も。