Nスタ きょうのイチバン
きょう大型トラックで宮城県に届いたのが備蓄米12トン。1万トンの随意契約を結んだアイリスオーヤマの精米工場に26日の申し込みから3日で届いた。運ばれた備蓄米は品質検査・精米され5キロ2160円で販売。インターネットではきょう午後1時から予約受け付けが開始されたが、アクセスが集中した影響でシステムダウン。店頭では宮城・千葉・神奈川の計3店舗で来月2日から販売される。一方、楽天グループも自社の通販サイトで販売を開始。しかし、こちらも当初の販売分はすぐに売り切れに。就任以来、小泉進次郎農水大臣が強調し続けていた流通のスピード。高止まりする米の価格を速い段階で押し下げる期待がある一方で、課題も指摘されている。きょうの午後、精米会社から備蓄米が届いた。埼玉・行田市の運送会社「G.R.TRANS」はドン・キホーテと契約し米を運んでいる。今回随意契約した備蓄米を急遽店舗に運ぶことに。予定表には隙間がないほどのスケジュールが。そのため、「G.R.TRANS」の代表・山際さんは普段米を運ばない運送会社にも協力を要請するという。きのう備蓄米の物流面の課題について中野国交大臣に協力要請。しかし、現場は人手不足のなかで対応は難しいという。