イット! (ニュース)
千葉県山武市にあるシニア向けシェアハウス「むすびの家」を取材。ここには現在70代~90代の9人が暮らしている。このシェアハウスを作ったのは夫婦でこの施設に暮らす田中さん。作ったのは10年前。各部屋にキッチン、風呂、トイレがあり、1人部屋の家賃は月6万5000円~7万円。随所に高齢者施設ならではの配慮がみられる。1人暮らしをする65歳以上の高齢者(内閣府「令和6年版高齢社会白書」より)は今後も増加を続け、2050年には1083万人にのぼる見通し。政府も高齢者が安心して暮らせる新たな拠点づくりを進めている。3月には石破総理が長野県・宮田村で高齢者から子どもまで幅広い世代が集う複合施設を視察。専門家は入居者に介護が必要になった場合の対応など、今後も課題は少なくないと指摘。