モーサテ (ニュース)
ショルツ首相不信任についてUBS SuMi TRUSTウェルスマネジメント・青木大樹さんは「もともと解散自体は言われていた。財政規律を守るかどうかで今回は与党が分裂の形になった。解散の際にフランスのような財政懸念が高まるかどうかが焦点になる。キリスト教民主社会同盟は緊縮財政をうたっている。ドイツは財政の懸念が高まることはあまりないのでは」とコメントした。UBS SuMi TRUSTウェルスマネジメント・青木大樹さんの経済視点は「フラッシュクラッシュ」。青木さんは「株や為替などでわずかな時間で市場が急落するような状況。過去に何度が起きている。2019年1月3日の早朝にドル円が急落。数分で108円台から103円台に急落。ITサービス会社による売り上げ予想の下方修正などがあった。アルゴリズム取引も加わり拡大を大きくした。1月6日にトランプ氏の大統領就任。20日に就任式を迎えて関税強化などといった発言が注目される。年末年始に積極的にポジションをとるといった投資家は少ない。取引が薄い中で大きなニュースが出ると動きが大きくなる」などと述べた。JPモルガンチェース銀行・棚瀬順哉さんの経済視点は「ノイズかニュースか」。棚瀬さんは「日銀の政策決定会合について今週の利上げを予想。マーケットの利上げ期待は急速に低下している。植田総裁のインタビュー記事や日銀審議委員の発言などからすると利上げの可能性が高い」などと述べた。