ニッポン!こんな未来があるなんて (ニッポン!こんな未来があるなんて)
スタンフォード大学を直撃。6月15日に卒業式が行われ、過去最多となる5805人が卒業した。スタンフォード大学のビジネススクールには、世界各国から社会人経験のある人材が、スタンフォード式の起業家マインドを学びに来るという。スタンフォード大学ビジネススクールの菅谷拓生教授は、東京大学で経済学の博士号を取得し、東海岸の名門校で経済を研究し、スタンフォード大学に着任した。菅谷教授の専門は「ゲーム理論」で、他人の行動を予測し、自分の目的を達成するためにどうすればいいのかを考える学問だという。ビジネススクールの卒業生の進路は起業を選ぶ人が多いが、数年後大企業に入るパターンもよく見られるという。菅谷教授の教え子・卒業生の石川峻平さんは、スタンフォード大学大学など中高生や大学の留学を支援するスタートアップ企業「D-COMPASS」を立ち上げた。石川さんは、日本の減点方式的な教育などに課題を感じており、学生がチャレンジできる環境を作りたいと感じているという。