イット! (ニュース)
愛知・豊明市ではスマホの仕事・学習以外での使用時間を1日あたり2時間以内に抑える条例の審議が始まった。すべての市民が対象で小学生は午後9時以降、中学生以上の子どもは午後10時以降の利用を促す。罰則のない努力義務となっている。小浮正典市長は生活パターンにおいて睡眠時間・コミュニケーションを削っていないか見つめ直してもらいたいと話した。小浮市長は京都大学から朝日放送に入社するなどのキャリアを持ち、2015年から市長を務めている。全国初の条例案に対し市民からは賛否が聞かれているが、街の人では4時間程だけでなく8時間ほど利用している人の姿も見られた。条例に対しては約90件の意見が寄せられているが、多くは市外からだったという。小浮市長は不登校の子どもがスマートフォンが手放せなくなり家から出られなくなってしまっているケースが増えてきている、その子たちだけの問題ではないことからまずは2時間を目安として生活を見直してほしいと言及している。小浮市長自身も取材の日は3時間57分スマホを使っていたが、このニュースのチェックを朝早くから行っていたことが理由と話していた。条例案は仕事などでのスマホ利用は対象外としている。