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米国大統領選挙の投票日まで40日余りとなる中、共和党のトランプ前大統領が激戦州の東部ペンシルベニア州で集会を開き、移民や経済政策などでハリス氏を激しく批判して支持を訴えた。また日本製鉄による買収が計画されている鉄鋼メーカーのUSスチールや、中国による鉄鋼の大量生産の問題に触れ「製造業と雇用を取り戻す」と訴えた。今回の大統領選挙でペンシルベニア州は勝敗を左右するとされる7つの激戦州の中でも選挙人の数が多く、とりわけ重要な州と位置づけられていて、トランプ氏は7月中旬に党の候補者に正式に指名されたあとすでに6回集会やイベントを開いている。ペンシルベニア州で行われ各種世論調査の支持率の平均は21日時点でハリス氏が48.3%、トランプ氏が47.6%ときっ抗している。ハリス氏も25日にペンシルベニア州で集会を開く予定で、投票先を決めていない有権者の支持を得ようと攻防が激しさを増している。