トランプ政権”強硬”に中国は?かつては米国内の混乱利用/”笑うのは中国”との分析も 米国がEUに関税?影響大/中国に”付け入るスキ”は?トランプ政権の”強硬”関税

2025年2月4日放送 12:42 - 12:54 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル NEWSドリル

トランプ大統領の対中国政策に関し、中国はどう対応していくのかに注目する。千々岩さんによると中国政府は第一次トランプ政権のアメリカでの混乱を中国国内向けの宣伝に利用していたという。その1つが新型コロナ。2020年、中国では新型コロナ感染拡大で政府批判が各地で噴出していた。一方アメリカではトランプ大統領が新型コロナを過小評価し続けた結果コロナが急拡大した。この状況を中国政府は国営メディアを利用し「中国では新型コロナは収まったのにアメリカでは死者が激増している」と宣伝し、国民の不満をそらすことを図った。そしてもう1つが人権問題。2020年5月、中国では香港国家安全維持法の導入を決定し、香港では反対運動が激しくなった。かたやアメリカでは白人警官が黒人男性を押さえつけ死亡させたことを機に人種差別反対の世論が沸騰していた。これを中国国営メディアは「アメリカは香港の人権問題を批判するくせに自国で人権侵害をしているではないか」と一斉に批判した。そんな中国やEU諸国に関してトランプ大統領は高い関税を課そうとしているが、関税は中国にとってはチャンスではないかという分析もある。またトランプ氏が長年にわたりNATOなど国際的な同盟関係を軽視する姿勢を示しているのも中国にとっては都合がいい。習近平国家主席はグローバルサウスのリーダーとして西側の支配と無縁の新たな世界秩序を打ち立てようとしている、などと伝えた。


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