トランプ政権の削減策に 米国の研究者らが危機感/米政権の削減策が影響 がん患者の臨床試験遅れ/トランプ政権の削減策 懸念された危機が現実に

2025年5月30日放送 12:47 - 12:54 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル ワールドニュースペクター

アメリカ研究者1600人以上を対象としたネイチャーの調査では米国を離れることを検討しているのは75%。トランプ政権による予算や人員削減によりすでに影響を受けている人がいる。ワシントン州に住むナタリー・フェルプスさんは2児の母で摘出手術や化学療法を受けているが現在ステージ4の結腸がんを患っている。先月末に臨床試験を受けるためメリーランド州に移動、血液採取やT細胞設計などを行い4週間後開始予定だったが人員などの削減の影響で8週間後となり1か月で爆発的に広がりリンパ節などに転移したということ。友人の勧めで国会議員に訴え民主党上院議員のマレー氏は連邦議会でトランプ政権が行った国立衛生研究所の人員削減が重篤患者の治療を遅延していると保健福祉省長官と議論を交わした。ケネディ長官は「臨床試験に削減はなく、ナタリーは医療的に不適格だった」とし調査などの協力を申し出たがマレー上院議員が拒否したためトランプ氏批判のために利用していると指摘した。臨床試験を主導する医師は試験開始の遅延だけでなく患者数を減らすため患者を断らざるを得ないとしたが、国立衛生研究所はナタリーさんに職員再雇用がうまくいなかったと伝えたということ。


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