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アメリカ・トランプ大統領はパレスチナ自治区ガザ地区を所有し住民全員を移住させる考えを示した。日々大統領令に署名するトランプ大統領。4日は新たに国連人権理事会からの離脱などにサイン。記者からバイデン前大統領のタレント事務所との契約について問われると驚いた様子を見せた。バイデン前大統領が所属するのは大谷翔平選手も所属するアメリカの大手タレント事務所で、トランプ氏は「もっと大きな問題があると思うが幸運を祈る」などと語った。2度目の大統領就任以来初の外国要人となるイスラエル・ネタニヤフ首相をホワイトハウスに迎えた。パレスチナ自治区ガザ地区を巡る停戦合意について感謝を述べたネタニヤフ首相。トランプ氏はかつて“停戦合意は自身の成果”と強調。ガザ地区の情勢などについて協議した2人。その後トランプ氏は、アメリカがガザ地区を長期的に所有すると表明。ガザ地区の広さは365平方キロメートル。さらにガザの住民を移動させる考えを示した上でガザの未来について「ガザに世界中の人々が住むビジョンを描いている。ガザの潜在能力は信じられないほど高い」などと語った。
トランプ氏の真意について明海大学・小谷哲男教授は「ガザをリゾートにするアイデア。不動産的な発想でアメリカのビジネスも関わることができるし、紛争の象徴のガザを平和の象徴に変えていける」と話し、ビジネスが目的で自身が“平和をもたらした”とアピールすることではと指摘。小谷教授は「ノーベル平和賞をとれるのではという思いがあってもおかしくない」と話す。ノーベル平和賞についてトランプ氏は「私には絶対にくれない」と語る。