モーサテ (ニュース)
アメリカ・カリフォルニア州のニューサム知事がインタビューに答え、国際貿易は相互依存に基づくとの見解を強調した。ニューサム知事は、関税による影響は間接的なものまで考えるとカリフォルニア州に何十億ドル規模の影響が及ぶ、風評などを考えると影響は簡単に計算できるようなものではない、だから激しく反対していると語った。ニューサム知事は先月中旬、トランプ政権が課した各国への追加関税の停止を求めて裁判を起こすと発表、相互関税の発動は大統領の権限を超えているとしている。ニューサム知事は、大統領は経済を壊そうとしているし世界から反感を買っている、大統領の無謀な姿勢により第一四半期にはGDPが減少し政権発足100日で景気後退が始まってしまったと話した。州レベルでの打開策については、国家間レベル以外の話であれば海外と関係を構築している、日本との間でも覚書を交わしているし他国とも覚書を結んでいる、中国とも同様で1年半前には現地を訪れる機会があったと語った。海外との関係修復については、世界へ対する姿勢、気候変動やイノベーション、起業家精神の育成という考え方にブレがあってはいけない、海外からの直接投資、アメリカのビジネスが海外市場で成長できる機会の感謝すべきと話した。