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神奈川・横須賀にあるドラッグストアでは販売する面積は薬や日用品などが5割、食品も同じく5割と食品を強化している。いま生鮮食品やお惣菜等に力を入れる“スーパーマーケット化”したドラッグストアが広がりを見せている。全国的にも年々店舗数を拡大しているドラッグストア。その数はスーパーとほぼ同じ。食品強化の店も拡大していて、「クスリのアオキ」は地元食品スーパーの買収によって生鮮食品を多数展開。食品の取扱数は約5割にもなっている。「ツルハ」は多くの店で肉や加工食品も豊富に品揃えしている。食品目当てに来店してもらい、ついでに利益率の高い医薬品などを買ってもらうことで全体としての利益増加を狙っているという。千葉市にあるドラッグストアの売りは食品などの「プライベートブランド」。淡路島産タマネギのソースを使った冷凍のハンバーグや有名ラーメン店とコラボした炒飯まである。健康を意識したものも多く、食品の売り上げも好調。医薬品と比べると約1.5倍から2倍くらいの売上を誇るという。専門家は「処方箋の薬もらいに行って、そこで普段の買い物もできるとなると、高齢者にとっては便利な店になっていくのでは。」などと話す。高齢化が進むなか、特に郊外では需要が拡大しているという。