世界文化賞まもなく授賞式SP〜鈴木京香とめぐる世界芸術の展覧〜 (世界文化賞まもなく授賞式SP ~鈴木京香とめぐる世界芸術の展覧~)
今年2月に惜しまれながら逝去した世界的指揮者・小澤征爾さん。ボストン交響楽団・ウィーン国立歌劇場など各国で音楽監督を歴任し、”世界のオザワ”と称された。椿原キャスターが向かったのは長野県松本市。小澤征爾さん縁の地「キッセイ文化ホール」を訪ねた。案内してくれたのは小澤征爾さんの少女でSKO代表の小澤征良さん。まず見せてもらったのは1992年から小澤征爾さんの活動拠点となった大ホール。小澤さん率いるオーケストラの祭典「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」は、毎年このホールを拠点に開催。気心の知れたメンバーたちとのオーケストラ。小澤さんの思い入れも強く、「一番緊張する。怖いくらいに全部見抜かれちゃう」と話していたという。松本の地でオーケストラや地元の人達と音楽を紡いでいった小澤さん。そして最後の指揮の舞台となったのもこの会場、いつもの仲間たちとの演奏だった。仲間たちの思いが繋がり、今年の夏にこの場所で小澤さんに捧げる感謝の演奏会が開かれた。松本で育まれた小澤征爾の音楽はこれからも毎年夏にこの場所で触れることができる。