グッド!モーニング きょう注目NEWS
昨夜、日本マクドナルドが謝罪コメントとともに転売対策について声明を発表した。きっかけは人気アニメ「ポケモン」のカード2枚が付いたハッピーセット。販売が始まった3連休初日の午前5時半すぎ、都内の店舗は50人を超える客で溢れかえった。子どものために早起きした人もいたが、高額で転売しようとポケモンカード目当てに客が殺到。路上にはカードだけを抜き取り捨て置かれたポテトやハンバーガーもあった。カードは初日でほぼ在庫がなくなったという。マクドナルドはカードを転売しないよう事前に呼びかけ、メルカリと情報共有し転売対策を強化していたが、高額取引がすでに終了しているものもあった。専門家は店のファンを増やしていくためには転売対策が必須だが、見合わないほど大きなコストがかかってしまう課題があると指摘する。サブカルチャーに詳しい河村鳴紘氏は「どうしても企業イメージがダウンする。子どもたちにいい思い出が残るわけがない」と話した。日本マクドナルドは今回、一度に注文できるのは1人5セットまでと制限していたが、今後はさらに厳しい制限をかけ、フリマサイトに実効性のある対策を要請。日本マクドナルドは「販売方法・対策についてはお客様や店舗で働くクルーの皆様の意見に耳を傾けながら継続的に見直し、改善を図ってまいります」とコメント。