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和歌山県白浜町では、ことし6月、飼育されていたすべてのパンダが中国に返還された。年間約300万人の観光客が訪れていた白浜町。白良浜海水浴場の浜辺には、新たなカフェバーがオープン。白浜町が観光協会などと立ち上げた。白浜町観光課の川脇さんは、観光施策の立案などを担当していて、白良浜は町有数の観光資源であり、それをまずリブランディングするなどと話した。コンセプトは、「ここはもうビーチじゃない、リゾートだ」。昼は海水浴、夜はバーを楽しむ新たな楽しみ方を提供し、非日常を味わってもらうのが狙い。川脇さんらが注目しているのが、温泉。白良浜から歩いて数分の所にあるのが、白浜温泉の源泉。機械室は老朽化している。川脇さんらはここを改修し、観光スポットにして、訪れた人に白浜の歴史を知ってもらおうとしている。白浜町は、パンダがいなくなった今、観光地としての新たな一歩を踏み出している。