フランス 核をめぐる思惑とは

2025年3月16日放送 17:49 - 17:52 フジテレビ
FNN Live News イット! (ニュース)

マクロン大統領はテレビ演説で、ロシアの脅威が迫っているとしてフランスの核の傘をヨーロッパに広げる構想を表明した。去年12月にフランスの航空宇宙軍は、リトアニアの飛行場にラファール戦闘機と隊員を約2か月派遣した。ラファールがロシアの戦闘機を追いかけた場面もあった。能勢解説委員はラファール戦闘機は核抑止を任務とする第4戦闘航空団に属している、ラファールBが20機あり核ミサイルASMP-Aを発射できるとされていると指摘した。リトアニアの飛行場からモスクワまでは890キロあり、ラファールBが展開するとロシア領空に入らなくてもミサイルはモスクワに到達できる。NATOの一部の国はアメリカとの核共有政策のため自国の戦闘機に核爆弾搭載を目指しているが、核爆弾の使用にはアメリカの同意が必要。フランスの核ミサイルはフランス大統領の権限のため、アメリカの同意は必要ない。ドイツの次期首相と目されるメルツ氏は「我々は核抑止力で共に強くならなければならない」として、フランスやイギリスと協議する意向を示した。


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