NHKニュース7 (ニュース)
先の大戦でのナチスドイツへの勝利を祝う式典。プーチン大統領は演説で、ウクライナ侵攻を改めて正当化した。軍事パレードでは、ウクライナ侵攻でも使用している短距離弾道ミサイル「イスカンデルM」、複数の種類の無人機も初めて披露された。今年は20か国以上の首脳が出席。ロシアは世界から孤立していないとアピールした形。中でも注目が、プーチン大統領の隣に座る中国・習近平国家主席。今回主賓として招かれた。軍事パレードでは13カ国のうち中国軍の兵士が最多となった。今後ウクライナとの停戦に向けて、SNSでは30日間の無条件での停戦を呼びかけ、停戦が尊重されない場合は追加の制裁を科すことも示唆した。プーチン大統領は今回の式典で欧米への直接的は批判は避けた。しかし、ロシアが一方的に宣言の停戦期間中、ロシア・ウクライナ双方の攻撃が続いていると主張した。