午後LIVE ニュースーン (ニュース)
5月9日が第二次世界大戦の戦勝記念日となるロシアで16時ごろから式典が行われている。この式典では軍事パレードがこのあと行われる予定で、プーチン大統領が演説することになっている。今年は中国・習近平国家主席をはじめ20国以上の首相が参加していると見られる。現地から中継。渡辺信氏が様子を伝える。赤の広場周辺では厳しい警備が行われ、兵士などは5mほどの間隔で立っている他、中継地まで3回の安全検査があったとのこと。このあとのパレードの注目点は、まずプーチン大統領の演説の内容。演説の中でウクライナとの停戦への言及があるのかどうか。ロシアの外交筋の間では、プーチン大統領は一方的に併合したウクライナの4州を完全に掌握しない限り停戦交渉には応じないという見方もある。このため、アメリカやウクライナとの直接対話の可能性についても述べるかどうかも注目点。軍事パレードに参加するロシア以外の13か国の軍の兵士。ロシアは孤立していないと示すと共に欧米への対立軸として、ロシアや中国を中心とした国々の存在感を誇示したい狙いもあるのではないかと見られている。また、パレードで軍事侵攻で使われているものが登場することにも注視したい。