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荷物の再配達について。荷物を家まで届けたのに不在だったり、宅配ロッカーがいっぱいだったりして再配達になってしまう割合は10.4%となっている。これを減らそうという実証実験が始まっている。実証実験には宅配大手3社とマンションの管理会社が参加している。宅配のドライバーの対応をしているのはマンションの管理員。この方はマンションに届けるすべての荷物を引き渡した。倉庫では配達する時間帯ごとに仕分けられて保管されていた。そし、先ほどの管理員がそれぞれの部屋に荷物を届ける。実証実験に参加している会社によると戸数がおよそ200戸のこのマンションではすべて配達するのに40分から1時間かかるという。荷物を一括で渡せれば5分ほどで済むということで効果は大きいとしている。管理員は配達の仕事が増えるのでその分、管理会社は宅配各社から委託費を受け取ってそれを管理員の給与に充てることを検討している。実証実験に参加する管理会社の大和ライフネクスト・村上さんは「まずはタワーマンションなどから始めていく。将来的にはロボットなどを活用して届けたい」と話していた。