ワールド極限ミステリー (”紀州のドン・ファン”殺害事件 明日判決!裁判の全貌)
法廷では覚醒剤の売人Xが「須藤被告本人と取引をした」と証言。これに対し須藤被告は野崎氏自らが覚醒剤の購入を要望したと発言。野崎氏からは渡した覚醒剤は偽物だったと言われたと話し、取引をした売人Xも「実際に取引したものは氷砂糖だった」と証言している。しかし封筒を渡した売人Yは「渡した覚醒剤は本物だった」と証言。11月15日被告人質問の最終日。野崎氏が亡くなった後、須藤被告が社長を引き継いだ。役員報酬などの名目で6800万円以上を取得しそのうち約5500万円以上を使っていたことが法廷で明かされた。金の使い道は高級外車や美容整形の手術など。
11月18日、論告求刑公判。検察側の求刑は無期懲役。離婚の可能性が出ていた中で遺産を得るために殺害する動機があったなどと主張。一方、弁護側は覚醒剤は野崎氏が自分で使用していないとは断言できないと主張。犯行を示す直接証拠がなく検察側と弁護側の主張が真っ向から対立する今回の裁判。判決は12月12日。