メディア初密着!『今年の漢字』運営チーム

2024年12月14日放送 22:30 - 22:35 TBS
情報7daysニュースキャスター FOCUS:

12日(木)午後2時すぎに京都・清水寺で日本漢字能力検定協会が主催する今年の漢字『金』が発表された。今年はパリ五輪の金メダルラッシュ、大谷翔平の値千金の活躍、裏金問題、新紙幣(お金)発行などがあった。金は全30回のうち、最多5回(2000・2012・2016・2021・2024年)の選出。オリンピックイヤーに選ばれる傾向があり、街の人からは「多くない?」との声が聞かれた。今年の漢字は一般公募の多数決で決まるが、日本漢字能力検定協会『今年の漢字』プロジェクトリーダー・石丸達也さんは、認知されていないことが課題だと語った。そこで30回の節目に「公募を知ってほしい」とメディア初の独占密着が許可された。“発表の瞬間”までの裏側を取材した。8月2日、石丸は埼玉・熊谷市にいた。初の試みとして『今年の漢字』にまつわる場所でレプリカを展示。熊谷に展示されたのは2010年の今年の漢字「暑」。福岡・太宰府市では2019年「令」が展示された。今年の漢字は一年の世相を一字で表し、漢字の奥深さを認識してもらおうと始まった。第1回は1995年で「震」。阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件の激震があった年だった。中学校で漢字に関する特別授業も初の試みとして行われた。生徒たちも一般公募だとは知らなかった。公募は11月1日にスタート。全国1400か所以上に「応募箱」を設置。用紙に漢字・理由を記入する。『今年の漢字』の発案者で筆に墨をつける大役を務める大野博史さんは清水寺を訪れ、挨拶&打ち合わせ。なにか物事やるときには「あの舞台から飛び降りる覚悟でやりたい」との思いから発表場所に清水寺を選んだと語った。『今年の漢字』を書く森清範貫主といえば、迫力ある“崩し字”が特徴。過去に4度選ばれている「金」は“崩し字”の形を考えるのが一苦労だという。集計作業は情報漏洩を防ぐため最少人数でWEB応募も含めて本番前日まで行う。
CMのあと、いよいよ本番当日…裏側取材だから見えてくる“新事実”も!


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