国際報道 (ニュース)
アメリカのルビオ国務長官がパナマを訪問し、ムリーノ大統領と会談した。ルビオ長官はパナマ運河の運営を巡って、中国共産党が影響力や支配を及ぼしている現状は脅威だというトランプ大統領の判断をパナマ側に伝えた。パナマ運河は、アメリカが建設してパナマ政府が管理運営しているが、トランプ大統領は「通行料が高すぎる。適切な扱いがなければ運河の返還を求める」と述べている。パナマ運河の主権はパナマにあると、ムリーノ大統領は主張している。ムリーノ大統領が、「中国との一帯一路に関する覚書は私の政権では更新されない」と述べた、パナマ経由でアメリカに向かう不法移民を本国に強制送還する可能性にも言及した。ルビオ長官は、南米各国を訪問する予定。