日曜討論 (日曜討論)
世界の安全保障にどう向き合うべきか?広瀬佳一は本当の平和は軍備管理、軍備縮小をしなければならないがそういうフェーズではない、この問題はブーメランのようにアジアにも戻ってくる、アジアもこのままでいいのかと考えなければならない、20世紀の古典的な戦争のようなものが目の前にあるのでこれまでの常識で対応すればいいのかという問題があると話した。宮下雄一郎は日本を含めた各国が長期的な視点で再び考える必要にきているとした。三牧聖子はトランプ大統領のやり方はあまりにも劇的で国際秩序にも大きなダメージがある、アメリカは国際秩序から撤退して関与を低下させることは避けられないがそれを少しでも軟着陸させるべく協力していくかが求められているとした。小泉悠は力の論理は大前提、我々が十分にパワーバランスを維持するような軍事的・経済的・外交的努力ができてきたかは合格点とは言えない、危機的な状況にある地域を抑止するための遠い地域同士の安全保障の連携・枠組みをもっと強化しなければならないとした。松田邦紀は安全保障のためにはアメリカの関与は必要条件だけれどももはや十分条件ではない、日本はどれだけ友達を増やすか、外国面では日NATOや日韓の強化などが必要だとした。