2025年8月25日放送 10:05 - 10:55 NHK総合

キャッチ!世界のトップニュース
韓国・“筋肉男子” 広がる違法薬物

出演者
横川浩士 川口由梨香 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像が流れ、横川ら挨拶した。

(ニュース)
ワンポイント 軍事侵攻の終結は

ロシアによる軍事侵攻が始まってから3年半が経過した。今月15日にはトランプ大統領とプーチン大統領の首脳会談が対面で行われ、18日にはトランプ大統領とゼレンスキー大統領、ヨーロッパの首脳たちを交えた会合が行われた。注目ポイント1つ目は直接会談に向けた動き。トランプ大統領は首脳たちとの階段を中断し、プーチン大統領に電話をしてゼレンスキー大統領との首脳会談を提案したとされている。その後、ロシアのラブロフ外相が「議題の準備が全く整っていない」と述べる一方、ゼレンスキー大統領は「ロシアは事態を長引かせようとしている」と批判するなど、開催の目処は立っていない。2つ目はウクライナが繰り返し求めてきた停戦後にロシアの侵攻を繰り返さないための安全の保証を巡る議論。これまでトランプ大統領はアメリカが関与する安全の保証には消極的だったが、ヨーロッパ各国は地上部隊を派遣しアメリカは航空面で支援する可能性を示した。ゼレンスキー大統領は一連の会合の後、1週間から10日以内には文書の形で正式に決まるだろうと述べた。ラブロフ外相はロシアの立場も尊重されるべきだと強調するなど牽制している。

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ワールドEYES
特集 韓国で広がる 違法筋肉増強剤

韓国・ソウル市内で目立つスポーツジムの看板。たくましい体つきのモデルの写真が使われている。韓国では健康志向の高まりなどを受けてジムやパーソナルトレーニングのスタジオなど10年間で2倍以上に急増。ジムの利用者にトレーニングをする理由を聞いてみると「男性として健康的な体が魅力的」「体がたくましくなるのを鏡で見て感じた。彼女も喜んでいる」などの声があった。その一方で筋肉を大きくすることのために使うステロイドなどの違法な売買があとを絶たない。筋肉増強剤は心臓や肝臓への悪影響、性機能障害など深刻な副作用が報告されていて、韓国では医師の処方なしで所持したり売買したりすることは法律で禁じられている。それでも大きな筋肉をつけた魅力的な体をより簡単に手に入れたい。ソウル市内のジムの映像にはトイレの奥の配管スペースに大量の注射器が。筋肉増強剤を隠れて注射しステられたものとみられる。かつて筋肉増強剤を使用したという男性が取材に応じた。子遠の頃から痩せた体形をにぼしとからかわれていた男性。30代になったころこのままではいい仕事や良い結婚相手が見つからないのではないかと体を鍛え始めた。そして、5年前個人指導のトレーナーに勧められたのは筋肉増強剤だった。月に1万円ほどの錠剤を購入し服用していたという。男性は「死ぬかもしれないと聞いたが、目に入るのはステロイドを使った人のかっこいい体だった。良い体を持つというのは財産の一部だと思う」などコメント。トレーナーの勧めでステロイドなどを服用し始めた男性、しかし2週間ほど経過したころ異変を感じたという。男性は「短期ですごく怒りっぽくなった。エレベーターを待つのも腹立たしくなった」などコメント。その後、ホルモンのバランスが崩れて胸が膨らむ女性化乳房や抜け毛に悩まされ、錠剤の使用を止めたという。フィットネス業界に詳しい専門家は筋肉増強剤がまん延する背景には韓国特有の競争社会の厳しさがあると指摘する。

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ステロイドソウル(韓国)女性化乳房

ソウル市内から中継。大濱敦は「取材をしてみると、筋肉増強剤で深刻な健康被害を受けたというケースは多く耳にしたが、実は正確な数字や統計はない。取材した男性も医師に診断を受けたがステロイドなどの使用は違法行為なので隠して受診したという。そんな中で今年1月には筋肉増強剤の使用を告白していた韓国の人気YouTuberが34歳の若さで亡くなった。健康上の理由ということだが、筋肉増強剤の恐ろしさに目が向き始めている。ただ、韓国では日本よりも鍛えられた体への欲求が高いと専門家は話している。もともと韓国の男性は兵役で鍛え、除隊後もトレーニングに励む人は少なくない。そして就職や結婚などに際して、競争に勝つために少しでも優位にたちたいという欲求も見え隠れする。そして最近では男女問わず、自己表現の一環として自分のかっこいい体をSNS上で公開する動きもみられ、ボディープロフィールと呼ばれている。自分たちが鍛え上げた体をプロのカメラマンに撮影してもらい、まるでモデルになったような写真を投稿。短い期間ならば筋肉増強剤を使っても深刻な副作用はでないだろうと安易に薬に手を出す人もいる。」など伝えた。また、違法取り引きの実態について「トレーナーなどから直接購入するケースが一般的だったというが、ネットやSNSを通じた取り引きも広がっていると指摘されている」などコメント。

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違法取り引きの多くは筋肉増強剤の情報交換をうたうサイトから行われるという。そこにあったのは省略した薬の名前を使って購入の意思を伝える多数の書き込み。そして、販売者と見られる人物が問い合わせ先として示していたのは秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」のID。実際に連絡を取ってみるとすぐに薬の価格表が送られてきた。副作用を和らげる ためとみられる薬もある一方的に薬の使用方法を指南し始めた相手に法的に問題はないのか尋ねると「個人間の取り引きは問題だが、自分たちは流通」というあきらかに的はずれな説明で問題がないことを示唆。その上で代金分の商品金を郵送すれば薬を宅配便で届けると取り引き方法を指定してきた。自分たちは信用できる販売者だと思い込ませて売買の痕跡が残りにくい方法で取締の目を逃れようとしている。

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ステロイドテレグラム
(ニュース)
北朝鮮が新型対空ミサイルの発射実験

北朝鮮の国営メディアは、金正恩総書記の立ち会いの元、改良された2種類の新型対空ミサイルの発射実験を一昨日行ったと伝えた。発射実験は先週から行われているアメリカ軍と韓国軍の定例の合同軍事演習に対抗する狙いもあるとみられている。今月19日、韓国は軍事境界線を越えた北朝鮮軍兵士に対し警告射撃を行った。国連軍司令部は約30人の北朝鮮軍兵士が境界線を越えたとしたが、北朝鮮は「兵士は境界線の補強作業をしていた」と主張している。韓国は李在明大統領の下で北朝鮮との緊張緩和を図ってきたが、宣伝放送のスピーカー撤去といった措置を北朝鮮はほとんど無視するか非難している。

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CNAアメリカ合衆国軍イ・ジェミョンキム・ジョンウン南北軍事境界線国連軍大韓民国国軍朝鮮人民軍
刑務所過密対策 移動制限など検討

イギリスでは刑務所の過密対策として刑期を満了する前に受刑者を釈放するなどの政策が進められている。一方で犯罪の抑止を進める必要もある。このため有罪判決を受けた場合、移動できる範囲の制限や薬物検査の義務などを裁判所の判事が科すようにすることを政府が検討している。ただ行動範囲の制限を受刑者に守らせることは難しいとする意見もある。

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レディング&リーズ・フェスティバル英国放送協会
ケニア 30トンの金目指し 5000人採掘

ケニアではイギリスの植民地時代から続く古い金鉱山で岩を砕いて金を探す人たちが後を絶たない。世界的に金価格が高騰する中、付近には依然30トンの金があるとされ、採掘する人は5000人以上になっているという。F2は作業の安全確保が大きな問題になっているとリポートしている。採掘者は地下30mの採掘場にライトのみで入っていき、電線等による感電に注意しながら1日中岩を砕く。このゴールドラッシュで鉱山一帯は至る所が穴だらけとなっている。地上では女性が鉱山から運ばれる岩を洗って金を抽出する作業を行っている。鉱山組合の責任者は採掘者の増加によって環境汚染など様々な問題に直面していると話した。

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France 2SARSコロナウイルス2ケニア酸素
(エンディング)
坂道レースで街を変える

ベネズエラの首都・カラカスのペタレ地区でマウンテンバイク・ダウンヒルのレースが開催された。この地区にはスラム街が広がっていて犯罪も多発しているが、地区のイメージをスポーツで変えたいと開催された。

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ペタレ(ベネズエラ)
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