ニュースウオッチ9 (ニュース)
今回の「上海モーターショー」では世界各国の自動車メーカーなどおよそ1000社が参加している。日本メーカーは生成AIを取り入れたEVを紹介。また、トヨタ自動車は高級車ブランドのEVと電池を生産する工場を上海に建設するといい、フォルクスワーゲンは中国で独自開発したEVコンセプトカーなどをお披露目した。ホンダは中国・広州に建設したEV工場を本格的に稼働させた。中国では自動車の買い替え促進策を推進し、新エネルギー車の販売台数は右肩上がり。トランプ政権が追加関税を課すなか、中国のEVメーカーはアメリカ以外で販路を拡大させるという。一方、中国の自動車部品メーカーでは輸出先にアメリカがあり、売上の10%ほどを占めている。同社の会長は「関税がこんなに高いと貿易が中断してしまうだろう」と不安を口にした。