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複数の日本政府関係者によると、中国政府が日本産水産物の輸入を当面、事実上停止する対応をとると伝えてきたという。台湾有事をめぐる高市首相の国会答弁に中国側が反発を強めたものとみられるが、中国政府は停止の理由として福島第一原発の処理水のモニタリングが必要と主張している。日本から中国への水産物の輸出は2023年の福島第一原発の処理水放出以降停止されていたが、今月5日に「北海道産ホタテ」の中国への輸出が再開したばかりだった。政府関係者によると、そのホタテも通関を通っていないという。鈴木農水相は「様々な交渉をこれまでも水面下も含めやってきた。交渉に関わること」としてコメントを控えた。そのうえで「科学的根拠に基づき、粘り強く取り組みをさせていただく」と述べた。入山章栄は「中国は今後も揺さぶりをかけてくるので、ジタバタしないことが一番。ホタテは2年前に中国に止められたが、アメリカへの輸出を伸ばして結果的にリスクが分散している。そういった対応を取っていくことが大事。水産物は中国が買い占めていて価格が高騰しているので、これで価格が落ち着くと思う」などとコメントした。
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