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シンガポール・CNA。中国が主催する、安全保障をテーマにした国際会議「香山フォーラム」がグローバルサウスの国々を含め100以上の国などの代表が参加し、中国・北京で開かれている。董軍国防相は開幕式の演説で「台湾の独立の企ては決して許さない」と強調するとともに、欧米手動の国際秩序に変更が必要だとの考えをにじませた。フォーラム開催の3日間は中国にとって第二次世界大戦の重要な記念日と重なっている。9月18日は1931年に日本の侵略行為が始まった日であり、2週間前には第二次世界大戦の終結を記念する大規模な軍事パレードを実施している。董軍国防相は習近平国家主席と同じく戦後の国際秩序を守るという姿勢を示し、不可欠な要素として台湾をあげた。董軍国防相はまた、領有権争いが続く南シナ海での一部の国による航行の自由に関する行動を批判した。アメリカ・ヘグセス国防長官は出席しなかったが、先週両者は電話会談を行っていることから米中の緊張は続いているものの、意思疎通の窓口は開かれていると専門家は述べている。