中継 アメリカ メキシコへの25%関税 1カ月延期で合意 現地から最新情報

2025年2月4日放送 5:48 - 5:51 テレビ東京
モーサテ (ニュース)

メキシコ・シェインバウム大統領は、3日の記者会見で、アメリカ・トランプ大統領と協議したうえで、アメリカによる関税の発動を1カ月延期することで合意したと発表。アメリカ・テキサス州の国境にほど近いメキシコ第2の都市・モンテレイから中継。シェインバウム大統領は会見で、メキシコがアメリカへの不法移民や合成麻薬フェンタニルの流入阻止に向けた協議策で合意したことを明らかにした。トランプ大統領はその見返りとして関税発動の1か月延期に合意。シェインバウム大統領は「国境を守り、メキシコからアメリカへのフェンタニルなどの麻薬輸出を防ぐため、北部国境に兵士を増員することで合意した」と述べた。シェインバウム大統領はアメリカとの国境にメキシコ兵を1万人送り込むとしている。トランプ大統領は、メキシコの麻薬組織がアメリカから調達しているとされる自動小銃など高性能武器の密輸を防止することを約束したとしている。今後1カ月の間、両国の交換が協議を続ける。1か月延期になったが、両国は妥協点を見いだせるか。まだ予断を許さない状況だが、メキシコ側は貿易戦争を避けたいというのが本音。関税が実施されれば、メキシコの実質GDPは長期的に従来の想定から2%押し下げられるとみられ、成長の勢いをくじく可能性がある。アメリカ側が、メキシコ、カナダ、中国に関税を発動した場合、アメリカの自動車メーカーの営業利益が、年間330億ドル(約5兆1000億円)押し下げられるとの試算もある。


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