Nスタ (ニュース)
ドイツでは今日、総選挙が行われている。政権交代の可能性が高まっているほか、移民排斥を掲げる極右政党も躍進する勢い。ベルリンからの中継映像。世論調査ではショルツ首相が率いる与党社会民主党は敗色が濃厚で保守系の野党、キリスト教民主社会同盟が首位に立ち、政権交代する可能性が高まっている。移民排斥を掲げる極右政党AfD(ドイツのための選択肢)も得票数を倍増させ、第2党に躍進する見通し。昨日行われた集会には、約1000人が集まった。参加者は不法移民に対する恐怖感などを口にした。一方、集会のすぐそばでは人種差別などに反対する4000人規模のデモが行われ、一時騒然とした。デモの参加者は移民の必要性を訴えた。移民難民政策を巡ってドイツ社会は分断している。選挙結果は日本時間の明日朝には大勢が判明する見通し。