ワールドビジネスサテライト (ニュース)
ワシントンより中継。トランプ大統領は約7時間後にホワイトハウスで演説し、相互関税の内容を発表する。政権内では関税強化を断行する強硬路線か対象を絞るなどして、悪影響を緩和する軟化路線かで意見が割れているもよう。輸入品に一律で20%程度の関税を課す案にトランプ氏が踏み切った場合、アメリカの一般的な世帯では年間で50万円から60万円の負担が増える可能性が取り沙汰されている。一律20%案は業界団体や身内の共和党議員から反発が出ているため、ウォール・ストリート・ジャーナルは一部の国だけに20%に満たない関税を課す案も浮上しているとしている。赤字額が7番目に多い日本にも厳しい内容となることが予想される。