ひるおび JNN NEWS
国会では、衆議院予算委員会が開かれ、今日から新年度予算案の実質的な審議が始まった。石破総理大臣が、政府の基本方針として、「楽しい日本を目指す」と訴えていることについて、自民党内からは、「まずは強い日本を作るべき」などと異論が相次いだ。自民党・中曽根康隆衆院議員は「今、国民から聞こえてくるのは、楽しさよりも目の前の苦しさを何とかしてくれと」、自民党・小野寺五典政調会長は「まず作り上げるべきは“強い日本”。トランプ流に言えば、“Make Japan Strong Again”ではないか」と指摘、石破総理大臣は「“楽しい日本”を目指すことについて、お叱りを受けることもある」と話す一方で、「地方創生を進める必要があり、わくわくした楽しさを地方に広げていくことが、これから先の日本には必要だ」と述べた。また、2月前半で最終調整されている石破総理大臣とアメリカ・トランプ大統領の初めての対面での首脳会談をめぐり、石破総理大臣は「アメリカに対する投資は、世界で日本が一番多い。今後も日本として投資を行い、雇用も創出したい」と話した上で、「日本の国益も実現しなければならない」として、「安定的なエネルギー供給について、日本として要請すべきことはある」と強調した。