THE TIME, プチマーケティング部
「北海道チーズ蒸しケーキ」のファンブックと付録をスタジオで紹介。今月、宝島社から発売された雑誌の付録は北海道チーズ蒸しケーキのポーチ、去年は本物の約30倍の巨大クッションだった。ほかにも雑誌「MonoMax」からはカップ焼きそばを模した文具が付録となっていた。宝島社MonoMax・奥家慎二編集長は「紙媒体は以前に比べライバルが増えた。しかし紙媒体でなければできないことはまだまだある」話す。デジタル化が進み、紙の出版物の販売金額はここ3年で大幅に減少している。しかし付録を目当てに雑誌を購入する客も多い。付録に力を入れてきたGakkenの「大人の科学マガジン」は卓上ロボット掃除機、テルミンミニ、小さな活版印刷機などを組み立てることができる。読者の女性は「完成すると愛着がわく」、大人の科学編集部・吉野敏弘編集長は「僕らの面白いものを世の中に届けたときに面白さに対して値段だけではないところでお買い求めいただけると思う」と話す。(出版科学研究所調べ)