サクサクヒムヒム〜推しの降る夜〜 (サクサクヒムヒム〜推しの降る夜〜)
「東京夏の風物詩 隅田川花火大会」を深堀り。今回のおしつじは実家が花火会場の近くの地元民・高橋さんと浅草出身で毎年現地で鑑賞している東貴博。数ある花火大会の中でも特に人気の高い隅田川花火大会だが、日本三大花火大会には入っていない。さらに打上数も全国で8位と、規模もそれほど大きくはない。隅田川花火大会は現在まで続く最古の花火大会で1733年の「両国の川開き」が起源。八代将軍徳川吉宗が治める江戸の街で当時から大人気の花火大会だった。今ではおなじみの「たまや」「かぎや」の掛け声もこの頃誕生。実際、玉屋と鍵屋が競って花火を打ち上げていたことから掛け声が生まれたが、玉屋は1843年に火事で全焼し江戸から追放。現在残っているのは鍵屋のみとなっている。玉屋鍵屋の花火の打ち合いから今まで国内トップクラスの花火師たちが最先端のオリジナル新作花火を打ち上げるのが隅田川花火大会。会場は2か所あり、第一会場では毎年トップ花火師10社による花火コンクールが開催。花火の日本一決定戦を見ることができる。隅田川花火大会は都会のど真ん中で開催されることもあり、夜景との幻想的なコントラストが見事。毎年SNSには多数の映え写真がアップされる。