今年の夏は蚊が“少ない”…なぜ

2025年8月26日放送 7:16 - 7:21 日本テレビ
ZIP! ?よミトく!

今年は蚊が少ないと感じる人が多く、30年以上蚊を研究している専門家も「4月早めに出てから初夏は蚊が多かったが、7月・8月と今年は少ない」と話す。都内の薬局に話を聞いたところ、7~8月中旬の虫よけ・虫刺されの薬の売り上げが去年より20%減少したというところもあった。ことし蚊が少ない理由は大きく2つ。1つ目は猛暑。主に外で刺すヒトスジシマカの活動が活発になるのが、気温25~30℃くらいで35℃を超えると活動が鈍くなる。先月からの東京の最高気温は連日35℃近くまで上がっており、猛暑日も多かった。実際に35℃を超えるとどのくらい鈍くなるのか実験した映像が流れた。24℃の箱と35℃の箱を用意し、蚊を10匹ずつ入れて5分間で何か所刺されるか検証。結果は24℃の箱では3か所だったのに対し、35℃の箱では1か所も刺されなかった。2つ目の理由は雨の少なさ。蚊は家の周りの側溝・雨樋などに溜まった水に卵を生み、1~2週間で成虫となる。今年は雨も少なかったことから水たまりができにくかった。東京の6月~8月の降水量は平年で478.7ミリのところ、今年は243ミリしか降っていない。この傾向は全国的に見ても同様だった。ただ、今年の蚊のシーズンはまだ終わりではなく、気温が少し下がり雨も増える9月になると再び活発になる可能性がある。さらに暖かさが続くことから10月下旬頃まで活発な時期が続くとみられる。蚊の活動が活発になる時期に向け、身につける商品も注目されている。


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