ワールドビジネスサテライト (ニュース)
年間約9億袋を生産しているカルビーのポテトチップスが、今月で販売50周年を迎える。長い歴史の中で様々な社会課題の解決にも取り組んできた。次の課題とは何か、トップに聞いた。きょう午後、東京駅には壁一面にポテトチップスがあしらわれたブースが設置されていた。カルビーのポテトチップスがまもなく販売50周年を迎えることを記念して、ポテトチップスを無料で配布していた。無料配布をしていたのはカルビーの江原信社長。カルビーはこうした消費者への還元に加え、社会への還元として社会課題解決にもこの50年で取り組んできた。トラックドライバーの時間外労働の上限規制で、物流に関する人手の不足が懸念された「2024年問題」に対し、パッケージの刷新で対応した。従来のパッケージより縦幅を3cm長く、横幅を2cmコンパクトにすることで、1度に運べる量を増やした。他にもフードロスという社会課題にも対応。賞味期限を2か月延長した他、期限切れでの廃棄を減らすため賞味期限の表記について、日付まで記載していたものを「月」までの記載に変えた。
