Nスタ (ニュース)
米国・トランプ次期大統領が約4年ぶりにホワイトハウスへ。政権移行に向けてバイデン大統領と会談を行った。
実業家・イーロンマスク氏が政府効率化省の責任者、FOXニュース司会・ピートヘグセス氏が国防長官に指名されるなどサプライズ人事が続いている。保守強硬派・マットゲーツ下院議員が司法長官に指名された。ニューヨークタイムズは「トランプ氏を起訴した司法省職員に報復するという公約を実行する立場に荒々しい人物を置くことになる」と報じた。トランプ氏は議会乱入事件(2021年1月)、機密文書持ち出し事件で起訴されたことについてバイデン政権を批判しており司法長官人事が注目されていた。ゲーツ氏は17歳少女に金銭を支払い、わいせつな行為をした疑いで司法省から捜査を受けたことがある。ゲーツ氏は司法長官への指名発表直後に下院議員を辞職した。米国メディアは「わいせつ行為などの調査が打ち切られ調査報告書も公表されなくなる可能性がある」と報じている。対中国、対イラン強硬派・マルコルビオ上院議員を国務長官に指名すると正式に発表。トランプ氏は2016年の大統領予備選で「フロリダでは『ちびマルコ』は嫌われている」と罵倒するなど中傷合戦となったが関係を修復。元民主党下院議員・トゥルシギャバード氏を国家情報長官に指名した。