列島ニュース 広島局 昼のニュース
広島・呉市の海上保安大学校で、伝統の耐寒訓練が始まった。初日の今日は、まだ辺りが暗い午前6時すぎから276人の学生たちが広場に集まった。そして、逮捕術・長距離走・カッターの3つの種目に分かれて訓練に取り組んだ。このうち、カッターの訓練には約80人の学生が参加し厳しい寒さの中、重さ10キロほどのオールをこぎ、約3.6キロのコースを1時間ほどかけて進んだ。海上保安庁の幹部候補を養成する呉市の海上保安大学校では、1952年から毎年この時期に伝統の「耐寒訓練」が行われている。耐寒訓練は、今月23日まで行われるという。