ひるおび (ニュース)
ノーベル賞・坂口志文特任教授生出演。坂口特任教授は「いろんな方からお祝いのメールなどをいただいた」などと話した。坂口特任教授が見つけた「制御性T細胞」は、免疫細胞の過剰な働きにブレーキをかける“ブレーキ役”として発見された。坂口特任教授は過去アメリカで4か所の研究所を渡り歩くが研究費は乏しくスタッフを雇う余裕がなく、妻・教子さんと実験に必要なマウスの世話を続け、1995年に制御性T細胞の特定に成功。諸外国と比べた日本の環境について坂口特任教授は「日本は科学立国で資源もそこまでないため、こういうことに力を入れるということは重要」だと話し、研究者の方へのメッセージは「何かをやろうとする時に、何事もしっかりとやれば時間がかかる。最近のご時世のように何かをやればすぐに結果が出るということを目指すのもいいが、自分の興味をしっかり持続させていくうちに色んなことに巡り合って人生が豊かになっていくということがいいんじゃないかと思う。頑張ってほしい」などと述べた。