ワイド!スクランブル サタデー (ニュース)
今日から店頭販売が開始された備蓄米は、2022年産の「古古米」約20万トンと2021年産「古古古米」約2万トンの計約22万トン。アイリスグループの「ダイシン 幸町店」と「ユニディ 松戸ときわ平店」では午前8時に整理券が配布され、午前9時に販売開始となった。値段はどちらの店も5kg税込み2160円。ユニディでは65袋を用意したが5分足らずで完売となった。また「イトーヨーカドー大森店」は予定を30分以上早めて午前9時前から整理券が配布し、午前10時から店頭販売開始。値段は5kg税込み2160円で1家族1袋に限定して販売された。用意された500袋は約30分で完売したという。佐藤さんは「需要の高さを感じる」、武隈さんは「主食である米の今の値段は高すぎる。消費者からしたらようやくという感じ」などと話した。
明日以降の備蓄米の販売について。イトーヨーカ堂では明日から中京・関西エリアを除くイトーヨーカドー・ヨーク全店で順次店頭販売を始める。値段は5kg税込み2160円。イオングループでは「イオンスタイル品川シーサイド」で明日午前8時から5kg税込み2138円で店頭販売する。明後日からはイオンスタイル幕張新都心・イオン熱田・イオン大阪ドームシティでそれぞれ販売を開始する。そして来月初旬から全国の店舗で順次販売予定とのこと。ドン・キホーテを運営するPPIHでは明日正午から「MEGAドン・キホーテ 大森山王店」で5kg税込み2139円で店頭販売する。転売防止のためアプリ会員限定の販売とのこと。オーケーでは来月6日からみなとみらい店で5kg税込み2116円で販売。順次取扱店舗を拡大していくという。武隈さんは「今の備蓄米の価格が維持できるのか注目しなければならない。政府は一過性のパフォーマンスではなく米政策について長期的な視点で取り組むべき」などと話した。